リボ払いの利息も過払い金請求で取り戻すことができるのか?

リボ払いの利息も過払い金請求で取り戻すことができるのか?

過払い金という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、そもそも過払い金とは何だろうと首をかしげる人はまだまだ多いです。 また、どのような場合に過払い金請求ができるのか知りたいという人も意外と多くいます。

特に、リボ払いの利息の過払い金請求ができるのかどうかという点は、多くの人が非常に気にしています。

今回は、リボ払いの過払い金請求について基本事項を確認しながら説明し、過払い金請求を行う際の注意点も記していきます。

よく耳にする過払い金とは何?

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過払い金請求とは、不当利得返還請求の一種類で、正当な理由や根拠が無いのに他人に損害を負わせて利益を得た者から得た利益(不当利益)を返還してもらう事を言います。この手続きは民法で返還義務が定められています。

不当利得返還請求では利益を得た行為が善意であった場合は、不当に得た利益の残っている部分について返還する義務を、悪意があった場合は得た利益にさらに利息をつけて返還しなければいけません。 過払い金請求では貸し金業者を悪意ある受益者とする場合がほとんどなので、過払い金請求では払いすぎた利息がすべて戻ってくると考えて良いです。

以前は利息制限法と出資法で定められた利息が違っており、利息制限法の上限金利を超えたグレーゾーン金利で貸付を行っている賃金業者が多くいました。 グレーゾーン金利で貸付を行っていても、出資法の上限金利である29.2%を超えない限り刑事罰に問われませんでした。

しかし、2006年の最高裁でグレーゾーン金利での貸付は違法であるという判決が下されました。 その結果、グレーゾーン金利で借入していた場合は支払いすぎた利息として、過払い金が発生することになりました。

そして冒頭で述べたように、過払い金は不当な利益ですので不当利得返還請求として、過払い金請求ができるわけです。

リボ払いについて知ろう!

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分割払いとリボ払いの違い

リボ払いというのは、借入金額に関係なく一定の金額を毎月支払っていく返済方法のことです。 毎月の返済額は数千円程度の少額なものになっており、ある程度借入総額がまとまると万単位の金額になることもあります。

多少借入額が変動しても返済額が変わらないことから、毎月のやりくりを大きく変えずに済むという便利さはあります。 しかし一方で自、分の借入総額が分かりにくくなってしまい、気づかないうちに返済しきれないほどの借金まで膨らみかねないというリスクもあります。

リボ払いの場合には、取引中に追加借り入れや繰上げ返済をすることも可能です。 一方、分割払いというのは、借入総額を返済回数で分割して支払う返済方法のことです。この場合には、借入額に応じて返済額も変わってきますので、自分で借入金額の調整をしやすいというメリットはあります。

ですが、高額の借り入れになると毎月の返済額が膨らんでしまい、最終的に返済不能状態になる恐れがあります。分割払いは購入時に契約を済ませ、その後は追加借り入れ等は行いません。 一般的には、分割払いは高額商品を購入した時のローン払いなどで利用されることが多く、リボ払いはクレジットカードやキャッシングの返済で利用されることが多いです。

リボ払いの危険な仕組み

リボ払いは毎月の返済計画を立てる上では、非常に便利な仕組みではあります。その一方で、多重債務者を生みだしたり、債務超過になったりする危険性もはらんでいます。

リボ払いの場合、毎月の負担額が少ないため、追加で借り入れをしやすいという環境があります。 そのため、気が付かないうちに借金が膨らんで返済できなくなることが多いのは、前述のとおりです。 それに加え、分割払いと比べると利息の総支払額が非常に多くなっており、総支払額で見ても債務者の負担は大きくなります。

さらに、リボ払いは毎月の支払いが少ない分、元本の完済までに時間がかかります。 その間にけがや病気、リストラなどで失業して収入が途絶える恐れもありますし、本来利息が増えやすいシステムですので、一度払えなくなると借金は雪だるま式に膨らんでいきます。 これらのことを考慮して、クレジットカードを利用するときには、できるだけリボ払いは避けて一括払い等を利用すること。

キャッシングで借り入れをしたときには、可能な限り短期間でまとめて返済し、長期化して利息が膨らまないように気を付けることが大切です。 上手に利用すればいずれも便利なサービスではありますので、自分の借り入れ状況を確認しながら使いましょう。

リボ払いにも過払い金は発生する

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クレジットカードには2つの機能がある

リボ払いを長年続けていて、法定金利を超えていた時期があれば過払い金請求が必ず出来ると思われがちです。しかし、クレジットカードには2つの機能があり、キャッシング枠を利用して現金を借入していた分についてのみ過払い金請求が可能とあまり知られていません。

クレジットカードの主な利用方法として、ショッピング枠を利用した買い物利用があり、キャッシング枠はあくまでもクレジットカードを利用出来ない店舗でもショッピング機会を逃さないようにするために設定されています。

クレジットカードでショッピングを行った時には、支払い方法がリボ払いであっても、信販会社が商品代金を一時的に立て替え払いとしているにすぎないことから、貸金業法に基づく貸付には該当しません。

リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求ができる

クレジットカードや消費者金融でのキャッシングの返済方法にリボルビング払い、いわゆるリボ払いがあります。

キャッシングリボにおいても、適用される利息は利息制限法によるものになりますので、利息制限法を超えた利息を取っていた場合には過払いが生じている可能性があります。 では、どのようなケースで過払い金が発生している可能性が高いのでしょうか。

まず、2007年以前のキャッシングリボは過払い金が発生している可能性が高くなります。 貸金業法が改正され総量規制が導入されるまではほとんどの会社においてキャッシングリボの金利が出資違法上限の29.2%に近いものになっていました。会社によって金利を引き下げた時期は若干異なりますが、2007年内に変更しているケースがほとんどです。

したがって、2008年以降の利用の場合は過払い金が発生している可能性は低いので、過払い金請求を行うことは難しいでしょう。

過払い金返還請求権の消滅時効は10年となっていますので、完済してから10年経過していない場合で20%を超える金利を支払っていたケース、現在も取引継続中で20%を超える金利を支払っていた場合に、過払い金請求ができる可能性があります。

リボ払いでもショッピング枠は過払い金請求ができない

リボ払いというとキャッシングだけではなく、ショッピング枠での利用も可能ですが、クレジットカードのショッピング枠でのリボ払い利用も過払い金請求は可能なのでしょうか。

結論から言うと、ショッピング枠におけるリボ払いの過払い金請求は不可能です。 なぜショッピング枠ではリボ払いの過払い金請求が出来ないのかというと、同じリボ払いとなっていますが、法律上キャッシングリボは利息で、ショッピングリボは手数料という扱いになっているのです。

利息制限法ではお金を借りた場合に適用されるものになりますので、立替にあたるショッピング枠は適用されないということになります。 したがって、ショッピング枠は過払い金請求ができないのです。

ショッピング枠のリボ払いは任意整理するしかない

過払い金請求が出来るリボ払いは、キャッシング枠を利用した現金借入に限られるので、ショッピング枠を使ったショッピング利用分は対象外です。 しかし、ショッピング利用時にリボ払いを多用してしまうと、利用残高が積み上がってしまい、支払いが苦しくなることがあります。

クレジットカードのショッピング枠を利用したリボ払い残高が払いきれないと分かった時点で、弁護士や司法書士に依頼して任意整理を行なうと良いでしょう。 個人再生や自己破産に至る前に、任意整理で金利を減額または免除してもらい、元金を均等に分割して支払って行くしか方法はありません。

延滞利息による遅延損害金が積み上がってしまうことは、返済を更に苦しくする原因となるので、早期に任意整理に着手して返済総額を減らすことが重要です。

クレジットカードのリボ払いを過払い金請求際に気をつけたいこと

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過払い金請求したクレジットカードが使用できなくなる

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があるのですが、過払い金請求ができるのはキャッシング枠のリボ払いのみです。

ショッピング枠は立替金として法律では解釈されますので、過払い金は発生しません。ただし、クレジットカード会社に過払い金請求するときには注意が必要になります。その会社のクレジットカードは過払い金を請求した時点で、全面的に使用できなくなります。

返金が成立したとしても、新規でクレジットカードを作ることはできません。 これはクレジットカード会社が過払い金請求の人物を、会社にとって不利益をもたら顧客として永続的にデータに登録するからです。

また、過払い金請求をしたあとに返金される金額と債務を相殺して、債務が残ってしまうと信用情報機関のブラックリストに載ることになります。

一度ブラックリストに載ってしまうと、5年間は記録に残ります。 その5年間はクレジットカードを作ることも、使うこともできなくなります。 完済後の過払い金請求であればブラックリストに載ることはないので、タイミングを計って請求を行う必要があります。

債務が残ってしまう場合はブラックリストに載ってしまう

キャッシング利用を行っていた時期が長いと、過去に利息制限法の上限金利を上回った借入をしていた可能性があるので、過払い金請求が可能です。

しかし、まだ返済を継続している場合には、過払い金請求を行った時に現在の残債と過払い金は相殺処理される点に注意が必要となります。 なぜなら、返済中の債務額が過払い金よりも少なければ、相殺処理が行われた後に残った過払い金を受け取れるので、債務は完済された扱いとなります。

逆に過払い金よりも債務額が多いと、相殺処理を行っても債務が残ってしまうので、一括払いを行わない限りは貸金業者から見て任意整理を行ったとなってしまいます。 任意整理を行ったとみなされると、個人信用情報機関へ事故情報が登録されるので、いわゆるブラックリストに登録されてしまうわけです。

ショッピング枠の債務が残っている場合もブラックリストに載ってしまう可能性がある

キャッシング枠を使って借入した現金に対しては、利息制限法を上回る金利で借入した時期があれば過払い金請求が可能です。

しかし、クレジットカードのキャッシング枠を過払い金請求すると、クレジットカード自体が解約されてしまうので、ショッピング利用分の支払いも一括で行なう必要があります。過払い金とショッピング枠の債務を相殺処理して、残りの金額を一括払い出来れば問題ありませんが、債務が残ってしまう場合は任意整理としてブラックリスト登録されてしまいます。

クレジットカードのキャッシング枠利用分を過払い金請求する際には、クレジットカードごと精算することになるので、全体の残債が発生しないように注意する必要があります。

リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している代表的なクレジット会社とは

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リボ払いのキャッシングで過払い金が発生している会社は、法改正が行われる2007年以前に法定金利を超える利息が適応されていた会社です。現在も倒産していない限りは、既に返済が終了していた場合にも、対象の会社に過払い金請求が可能です。

代表的なクレジットカード会社としては、エポスカード(旧マルイ、または丸井)があります。 こちらは過払い金の請求件数が最も多いクレジットカード会社であり、2007年当時の金利は27%前後であった方が多いです。

またセゾンカード、オリコカード、セディナ、イオン、ニコス(三菱UFJニコス)カードといった有名カード会社でも、2007年以前にキャッシングを行っていた場合には過払い金が発生していることがあります。 当時の金利は、29%前後となっている場合もあり、かなり高い金利が適応されていたことが分かります。

ニコスカードは合併の影響により、複数のニコスカードを所持・利用している方も多いのですが、クレジットカードにおける過払い金請求の場合。請求を行った時点ですべてのカードが対象となり、自動的に契約解消となってしまうため、注意が必要です。

まとめ

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過払い金請求はリボ払いの利息も対象となりますが、先述した通りキャッシングとして利用していた場合が対象となり、残念ながらショッピング枠では対象外となってしまいます。

また、クレジットカードを利用してのリボ払いの場合は、過払い金請求をすることにより、ブラックリストに載ってしまう可能性があることや、クレジットカードが利用できなくなるなどのデメリットも覚えておくべきです。

リボ払いは、一見支払いの管理がしやすく便利なシステムに見えますが、その陰には危険性を秘めています。

まずは、記事内で上がったリボ払いでキャッシングが発生している会社に借入先が入っているかを確認してみて、当てはまるようなら過払い金請求を考えてみてください。

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